Aneilema aequinoctiale (P.Beauv.) Loudon
アネイレマ エキノクティアレ


西アフリカ・東アフリカ原産の多年生植物で、四方に這い2mくらいに成長します。明るい黄色の花弁がとても目を引きます。全体に細かいかぎ状の短毛におおわれ、触ると柔らかいマジックテープのようで、まとわりつくような手触り感があります。花柄が苞に包まれていない点がCommelina属との大きな相違点です。 
薬効があるようで、現地ではさまざまな病気に使われているようです。またチンパンジーが本種を食べて体内の寄生虫駆除をしているという調査報告もあるそうです。


 1. 茎は根元で分岐し四方に這う

 2.茎や葉はフック状の短毛におおわれる


  3. 花序のようす

  4. 花弁は明るい黄色

 5. 長い2本の雄しべの花糸に毛

 6. ほぼ球形をした花粉


 7. さく果 7-10 x 3.5-6 mm 

 8. さく果 背面室に1(-0)個、腹面室に6個の種子

 
 9. 種子 1.9-2.6 x 2-2.2 mm 
 
 10. 種子 表面はややくぼんだ網目模様



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